『アルケミスト 夢を旅した少年』
パウロ・コエーリョ
世界で2億部以上売れたと言われている一冊。世界的なベストセラーです。
子どもから大人まで、どの年代が読んでも面白いはず。
子どものころ読み、40代くらいで再び読み返すと、それぞれの時点で違った感情を抱くのではないだろうか。
物語は羊飼いの少年が主人公。
ある日、王様に会い、エジプトにあるとされる宝物を探しにいく。
旅の途中で起こる数々の出来事は彼に影響を与え、その彼の言動は我々読者に影響を与える。
単なるフィクションではなく、人生の参考書と言っても過言ではないくらい哲学的な要素が含まれている。
現時点で強く印象に残った言葉を紹介したい。
おそらく年齢とともに感じることは変わっていくのだろう。
決心するということは単に始まりに過ぎないということだった。決心するということは、まるで、急流に飛び込んで、その時には夢にも思わなかった場所に連れて行かれるようなものだ。- 愛蔵版P82より
自分の運命の実現に近づけば近づくほど、その運命がますます存在の真の理由になっていく - 同P89より
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