2013年5月2日木曜日

『政策立案の技法』

『政策立案の技法』
ユージン・バーダック

カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院の教授の授業などを実際に現地に留学した方々が日本語に翻訳した一冊。
バークレーと言えば、カウンターカルチャー、革新的なアイデアなどリベラルな気風の土地。私も何度か訪れたことがある。

バークレー校は理系文系問わず、公立大学では世界トップクラス、いやトップ。
アイビーリーグと並ぶ名門中の名門。
孫正義さんや緒方貞子さんが過去に在籍していた大学である。

本書では政策立案にあたって、踏むべきプロセスなどが細かく書かれており、公的な機関で働いている人はもちろん、企業の経営などにも役に立つのではと感じた。
主に8つのステップにわけて、政策立案について解説している。

1.問題を定義する
2.証拠を集める
3.政策オプションを組み立てる
4.評価基準を選ぶ
5.成果を予測する
6.トレードオフに立ち向かう
7.決断!
8.ストーリーを語る

本書を読む前に、最低限度の関連する知識があると、より深く理解できる一冊である。

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